こんにちは、うーさです。
前回の記事ではドイツでの仕事の探し方から、就活のための必要書類についてを記事にしました。
今回は企業とのコンタクトの取り方、面接に必要な準備や心構え、実際に私が面接で聞かれた質問について紹介したいと思います。
失敗や間違いを恐れず行動あるのみ!!
企業とのコンタクトの取り方
自分の希望に合いそうな求人を見つけたら、早速アクション開始です。
コンタクトを取る方法は電話やメール、応募フォームから応募する、直接企業に出向くなどがありますが、特徴としては以下のようになります。
電話 | メール | 応募フォーム | 直接訪問 | |
メリット | 迅速に対応してもらえる | 伝えたい内容を 確実に伝えられる | 応募が比較的簡単 | 相手に直接印象 を与えられる |
デメリット | 電話で意思を伝えられる程度の語学力が必要 | メールが読まれず放置されてしまう可能性がある | 個性を企業側に伝えにくい(応募フォームからの場合) | 予約なしでは対応してもらえない可能性がある |
色々な方法があるのは分かったけど、結局どれが一番いいの?
私が当時試したのはと言いますと、メールと電話、その後直接訪問もしました。
カバーレターと履歴書をメールで送ったものの、数週間経っても一向に返事が来ず。
そのことをドイツ語の授業で先生に伝えたところ、代わりに電話してあげるわよと代行して電話を掛けてくれました。
結局その日は担当者が不在だったため、書類を持参してくださいとの返答でした。
その結果メール、電話、直接訪問と全てを経験することになった訳です。
自分に一番合った方法で応募するのがベスト!
私が日本にいた時の感覚ですと、誰がどのように、どんな企業に応募しても相手の対応にそこまで大差は感じませんでしたし、応募したのに連絡がないということはまずありませんでした。
ですがここドイツでは応募したけど返事がないなんてことは本当によくあることです。
担当の人が信頼できる人かそうでないかがその後の動きを大きく左右するのですが、こればかりは正直に言います、運です。
私がここドイツに来て特に痛感するのは、〝待っていても誰も助けてはくれない〟ということです。
メールを送ったから、返事が来るまで待つ。
折り返して電話するからと言われ、その返事を待つ。
大体そういった場合は返事が来ません。
運が悪ければ私のようにメールが読まれずに放置されることも日常茶飯事です。
ですので返事が来ないからと言って諦めるのではなく、間を開けずに色々な方法でアプローチしていくことをお勧めします。
連絡がなくてもめげずに、積極的に行動するのが大切です。
ここドイツでは押してダメなら引いてみろ、ではなく押してダメならもっと押せ。ですね。
面接時のポイント
企業とコンタクトが取れた場合、通常は面接に招待されます。
簡潔に一言で申し上げますと、面接で何よりも大事なことは“満ち溢れる自信”です。
堂々とした姿勢で自分を紹介できること、自分の考えや意見をはっきりと伝えることが大事です。
それが間違っているとか合っているとかはさほど問題ではなく、“自分の考えを持っていて、それをはっきりと伝えられる”ことの方が大事ではないかと個人的には思っています。
そしてもう一つ重要なのは、質問を準備しておくことです。
質問をすることで面接官に自分が応募した職に興味があるという姿勢を見せることができます。
言語の面で不利な分、面接に臨む姿勢で興味を示すことは大きな意味を持ちます。
質問はどんなことでもいいんです。思い浮かばない場合は5W1Hで考えてみましょう。
いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように…働くのか。
例として私の職業に照らし合わせてみると以下のようになります。
いつ…勤務形態は?シフト制?
どこで…病棟の形態は?
誰が…一緒に働く同僚はどんな人?
何を…具体的な業務内容は?
なぜ…収入が欲しい。毎月の給与はどのくらいか?手当やボーナスは?
どのように…有給や育児休暇は?キャリアアップのためのサポートは?
といった具合に何個か書き出して準備しておくといいでしょう。
実際に面接で聞かれたこと
ドイツ企業が日本人を雇う上で間違いなく気になることがあります。
なぜ日本人がドイツに来て、ドイツ企業で働きたいのか
です。家族がいるから?それとも恋人がドイツ人だから??
なぜ日本という国から来て言葉も文化も違う国で就職したいのかは、とっても興味のある事柄です。
これは考えなくてもすぐに答えられるようにしておくといいでしょう。
その他面接で聞かれたことは
- 自分はどんな人間か(強みと弱み)
- 仕事をする上で大切にしていることは何か
- いつから働けるか
- その他履歴書に記載のある事柄に関連した質問
といった内容で、最後にインターンシップの日程を調整し20分程度で終了しました。
まとめ
- 企業とのコンタクトの取り方
- 電話
- メール
- 応募フォームから応募する
- 直接企業に出向く 等
返事がない場合は単純に担当者まで届いていない可能性があるので、違う方法でアプローチすることも検討する
- 面接時のポイント
- 自信を持って堂々と臨む
- 面接官への質問を用意しておく
- 質問されそうな事柄を答えられるように準備しておく
それでは次回③に続きます。
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