私がドイツで看護師になるまで②情報収集編

看護師になるまで

こんにちは、うーさです!

前回の記事では〝なぜ〟ドイツで看護師を目指そうと思ったのか、そのきっかけについて紹介しました。

今回はその続きとしてドイツにおける看護師資格の取り方と、看護師になるために私が集めた情報について記事にしたいと思います。

うーさ
うーさ

ドイツでナースに、私はなる!(ルフィ風に)

ドイツで看護師を目指したい!

ドイツで看護師になると一概に言っても、色々な方法があります。

ドイツで看護師資格を取りたいという方は、一般的に3年課程のアウスビルドゥング(Ausbildung)を受け、試験に合格する必要があります。

このアウスビルドゥングは日本でいう3年制の専門学校とほぼ同じと考えて良いでしょう。

日本の専門学校とアウスビルドゥングの大きな違いは、学びながら収入が得られる点です。

後にも出てくるテーマですが、ドイツのアウスビルドゥングと日本の専門学校を比較するとアウスビルドゥングの方が圧倒的に実習時間が長いです。

実習といっても実際に現場で働きながら学ぶことになるので、その分の収入が得られます。

ちなみに看護を学問として大学で専攻することもできますが、看護師免許を取得するための方法としてはそれほど一般的ではありません。

大学で看護学を専攻したい場合、看護管理、看護教育のようなアカデミックな内容がメインになるので、将来的に管理職や教育者としてキャリアアップを目指している場合には選択肢になる、という位置付けで考えてよいと思います。

日本の看護師資格を持っていて、ドイツで看護師として働きたい

日本で看護師資格をすでに取得していてドイツに移住し看護師を目指したいという方は、私が経験した職業認定(Anerkennung…アnァケヌゥング)のプロセスを経験することになります。

ここで注意が必要なのは、 Anerkennungの担当部署は国ではなく州政府であるという点。

よって申請基準や方法も州によって異なります。

私の場合はバイエルン州で行った方法になりますので、その点は忘れずに読み進めてくださいね。

どうやって情報を集めたのか

私の場合介護施設で働いていたので、同僚やキャリアアップを支援する部署のフォローを受けられる環境でした。

私が現在勤めている介護施設は、日本の介護療養型施設が一番イメージに近いでしょうか。

同じステーションの同僚は専門職が7割、助手が3割という感じです。

ドイツでは法改正のたびに職業の名前や内容が少しずつ変化していて、色んな名前の専門職が混じり合って一緒に働いている環境です。

少々ややこしいように思えますが、現場で困ることは実際にはありません。

同僚の中には私と同じプロセスを経て免許の書き換えをした人もいますし、それを目的にメキシコからはるばるドイツにやってきた同僚なんかもいますので、情報交換は簡単にできる環境でした。

今考えるととてもありがたい話ですね。

といっても他力本願で居続けるわけにもいきませんので、インターネットでも情報収集。

日本人の方でドイツで看護師をしていらっしゃる方とコンタクトを取ってみたり、ブログを読んでみたり、まずは日本語で情報収集。

などのブログはとても参考にさせてもらいました。

その後はドイツ語でもさらっと簡単に。笑

参考にしたのは以下のサイトです。

これらは参考にしたというより必要な事務手続きのための閲覧ですね。

Anerkennung in Deutschlandのサイトは自分の職業がドイツでも認められるか、質問に答えながら確認できます。トップページはこんな感じです。

https://www.anerkennung-in-deutschland.de/html/de/index.php

手続きに必要な書類やかかる期間などが確認できるほか、個人的に助言をしてくれる組織や、金銭的なサポートについての情報もリンクづけてあります。

操作方法も簡単で、何よりドイツ語が外国人向けなので易しいのは嬉しいですね。

オーバーバイエルン政府のサイト内で申請に必要な情報はこちらのページです。https://www.regierung.oberbayern.bayern.de/aufgaben/37198/244210/leistung/leistung_12115/index.html

政府のサイトですのでドイツ語が難しいですが、こちらは避けて通れないページですね。

まとめ

ドイツで看護師になるには、主に以下の方法があります。

  1. 3年課程のAusbildung(アウスビルドゥング)を受ける
  2. Anerkennung(アnァケヌゥング)をする ✳︎日本ですでに資格を取得している場合

私がドイツで看護師になるために初めにやったことは、

  • 職場の同僚から情報収集
  • ドイツで看護師として働いている日本人の方とコンタクトをとる
  • ドイツ政府のサイトを読む

次回は書類集めから申請までをお届けできればと思っています。

ではまた次回!

コメント

タイトルとURLをコピーしました